PROJECT STORY 02
鋼構造物工事新濃尾大橋

PROJECT

交通混雑が著しい濃尾大橋の渋滞緩和を図るために、
愛知県一宮市と岐阜県羽島市の県境に建設している新濃尾大橋。

STORY 01
日々の営業活動が実を結び、
大きな工事の受注につながった。
愛知県と岐阜県が共同で事業を進めている新濃尾大橋。長さ759m、幅11.5mの橋で、工期は4年、塗装だけで約3000人工※という規模がとても大きい塗装工事です。
橋の塗装工事は大きく2つに分けられます。まず上司が担当している工場でパーツ全体の塗装をおこないます。その後、現場で組み立て、接続部分を塗装していきます。はじめは工場での塗装のみ受注していたのですが、現場が会社から近かったこともあり、上司が営業をかけたところ現場での塗装も任せていただけることになり、私が現場管理を任されることになりました。
※工事に携わる人員数の単位。ここでは、1人が1日働くことを1人工としています。
STORY 02
橋梁塗装における、
長年の経験から培った技術や
ノウハウを活かす。
もともと寺島塗装店は橋梁塗装に特化した会社でした。古くから多くの橋梁塗装をおこなってきたからこその、技術やノウハウを存分に活かして工事をおこなっています。今回は、上塗の色が橋によく使われる色とは異なっていたため、いつも以上に乾いた後の色の変化などに注意を払いつつ、ムラをつくらない塗装を意識しました。季節によって乾燥時の変色に微妙な差があるので、そのあたりも長年の経験を活かして進めていきました。
STORY 03
想定外のアクシデントにも、
工夫を重ねてしっかり対応。
プロジェクトにアクシデントは珍しくありませんが、今回とくに大変だったのは夏場に大量発生した小さな虫です。乾く前に虫がついてしまうと塗料に引っ付いて取れなくなってしまいます。はじめは、どうしたものかとお客様とも頭を抱えましたが、作業時間を虫が発生しない時間帯に調整するなどの細かな工夫を重ね、乗り越えることができました。
通常の公共工事では、すでにある橋を架け替えるというものがほとんどです。なにもなかったところに橋が架かっていくところを見ながら、そこに一役をかけていると思うとやりがいを感じます。

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